毒親育ちは なぜ、頑張りすぎてしまうのか?

 

こんにちは。どいつよしです。


あなたは自分が
「頑張りすぎている」
と感じたことはありますか?


とくに毒親育ちの人々にとって
この感覚はとても身近なものかもしれません。


僕はこれまで
頑張りすぎることで

  • 仕事が長続きせず転職を繰り返す
  • 子育てに疲れ果ててしまった
  • こころとからだに症状が出ている

というような悩みを
聞いてきました。


一生懸命に頑張ったのに報われない…


ほんとうにツラいですよね…


このブログでは
「頑張りすぎる」
ということの背後にある心理と、


それをやわらげる方法について
お伝えしていきます。


ここでお伝えする内容は
毒親育ちの人だけでなく


アダルトチルドレンやHSPの人にも
役に立つ内容になっていますので
ぜひ、最後まで読んでみてくださいね。

 

実は僕もそうでした…

頑張りすぎて体調を崩す…
実は僕もそうでした。

今でこそ心理カウンセラーとして
活動ができていますが


20代から30代前半までの僕は、
仕事を頑張りすぎた結果、

体調をくずして辞める、
というのを繰り返してきました。

 

頑張りすぎるのはなぜ?

 

アタマではわかっていても
頑張りすぎてしまうのはなぜなのでしょうか?


からだやこころに影響が出るほど
頑張りすぎてしまうのは


スバリ!


頑張らないと好かれないと思い込んでいるから


です。


毒親育ちの人は、
だれかに好かれたい、認められたい
という想いがとっても強く

嫌われるということに対して
恐怖を抱いていることが多いです。


そのため

「カンペキにやらなければならない・・・」

「失敗してはならない・・・」

「人よりもうまくやらなければならない・・・」

という高い基準をもうけて
それを達成しようと頑張るのです。


もしかしたら、
「誠実で責任感がある」
という評価をしてもらえるかもしれません。

困難な仕事を
成し遂げることもあるかもしれません。


それは嬉しいことである反面
今度はその評価にかなった人であり続けようと
さらに頑張ろうとします。


高い基準を達成するために
評価を落とさないために
ひたすら頑張り続ける。


それが達成できないということは

「自分が嫌われてしまう」

ということにつながると思っているから。


結果的に疲れがたまりにたまって
からだやこころに症状として出てきてしまいます。

 

根本原因は安心感がないから

 

毒親育ちの人は
親をふくめた養育者との生活で
安心感を得られずに育ってきています。


ありのままのわたしでいい
ということを
体験していないことが多いです。


たとえば

  • いつも親が不機嫌でなにかをしてあげた時は機嫌がよかった
  • いつも親から自分を否定・批判された
  • 親子逆転が起きていた

をはじめ、
いろいろな状況がありますね。


そんなツラい中で
親に嫌われないようにするには
頑張り続けるしかなかったのです。

親に認めてもらいたい、愛してもらいたい
という切実な想いを抱えて…


幼少期に身につけた
この思考と行動のクセが

大人になってからも続くから
生きづらくなってしまうんですよね…


僕のところにこられた
ある女性のクライエントさんは

小さいころから両親に
「おまえが男の子だったら」
となんども言われて生きてきました。


なので、
男の子と同じくらいのことができれば
両親が認めてくれるのではないかと思って
たくさん頑張ってきました。


「手に職をつける仕事をして」
という親の希望にしたがって
男性顔負けの職人さんにもなりました。


それでも、
両親が
ほめてくれることはありませんでした。


そして、こうお話しされるのです、

「いつも心の中は自信がなくて
なにかが足りてない不安があるんです」

と。


もしかしたら、
これを読んでくれているあなたも
おなじような体験をしていらっしゃるかも
しれませんね…

 

あなたは悪くない

 

安心して身近な大人と過ごし
ありのままの自分を愛してもらう

ということが叶えられない環境の中で
ほんとうに頑張ってこられましたね。

 

その時に身につけたやり方が
大人になって社会に出ても

続いてしまっているから
生きづらくなっているんですよね…

 

アタマではわかっていても
頑張らないと嫌われてしまうのではと
不安になってしかたがない…

とにかく休みもとらずに
必死に働きつづける。


つねに完璧を目指し
少しの失敗も許せない。

「わたしって本当にダメだな…」
って自分を批判して
さらにしんどくなることもありますよね。


でも、

そのようになってしまうのは、

 

あなたが悪いわけではない!

 

そのようにしないと
自分を守り、
生き延びることができないと

本能の部分で判断して
ここまでサバイバルしてきたんです!

 

だから、
まずはここまで生きてきた自分を
いたわってあげてほしい。

僕はそれを強く伝えたいです。

 

今から取り組める対処法

 

頑張りすぎることを
やわらげる方法として

  • できることは限られているという事実を受け入れましょう
  • 思い切って基準を下げてみましょう
  • 誰かに頼んだり相談してみましょう

というようなものがよく言われますが


わかってるけどできないから困っているんです!


という人も少なくないと思います。


「自分がただ存在しているだけで
大丈夫なんだ」
という安心がない状態で

考え方を変えろといわれても
難しいことが多いです。


ですので、このブログでは
安心感づくりにテーマを絞って

いくつか取り組めることを
提案していきますね。

 

腎臓(じんぞう)タッチ

僕がカウンセリングで
みなさまにお伝えしているテクニックです。


背中の腰骨と肋骨の間
ちょうど骨のないあたり
このあたりに腎臓があります。

ここに両手を軽くタッチして
手のぬくもりを感じていきます。


腎臓は「休息モード」を
つかさどる臓器と言われています。


腎臓をあたためてあげることで
「休息モード」のスイッチが入り

ホッとする感じや
リラックスする感じを得られます。


いつでもどこでもできるので
とってもオススメです。


ちなみに無料動画講座では
もっとわかりやすくお伝えしています。

 

筆記療法

千年にわたって
さまざまな文化において

【書く】という行為が
ツライことをふりかえり、

それをなんとかするための方法を
見つける上で役に立つと
考えられてきました。


困っていることについて
書き出してみることで

それを客観的に眺めることができ
こころとからだの健康に

ポジティブな効果をもたらすと
されてきています。


僕がオススメするやり方は
以下の手順です。

①→②→③の順番で書き進めます。


①こころがツラくなるような出来事を書く


もし、
はっきりとした出来事がなければ
スルーしてもかまいません。


②自分の気持ちを書く


③今日の自分に対して
【思いやりのある親友】が
あなたにかけてくれそうな言葉を書く


例えば、

=========

①今日うっかりミスをしてしまい、上司にののしられた

②私って何をやってもダメだな

③〇〇ちゃん(自分の名前)、今日もほんとうにお疲れ様。
そんなときもあるよね。
「自分はダメだ」ってつい思ってしまったんだね。

確かにこっちにも失敗はあるけど、
いくらなんでもあれほどののしることはないと思うな。

あれだけ言われると、凹んじゃうよね。
落ち込みたい気持ちもある中で、
よくもちこたえて残りの仕事に集中できていたのはすごいよ。

=========


みたいな感じで、書いてみてください。


③ははじめは慣れてないので
書きづらいかもしれません。

重要なのは、
徹底して「親しい他人」の立ち位置で書くこと。


「自分が自分に声をかける」では
どうしても自分を責めてしまうからです。

自分を否定するような文言は
入れないように気をつけましょう。


思いやりのある親友からあなたに
手紙が送られてきたイメージで
書いていってください。


「もし、あなたの親友が
あなたと同じように落ち込んでいるとしたら、
どんな言葉をかけるだろうか?」

を想像してもらうと
書きやすくなるかもしれません。


最後に書き上げた③を
ゆっくり味わうように読みます。


このようにして現状を肯定することで
癒しが生まれます。

 

ウォーキング

ウォーキングと聞いて
「なんだそんなことか」
って思われたあなた。

歩くことをあなどってはいけません。


歩くことは随分と前から
うつ症状の改善に効果があると
言われています。


僕もツラかった日々に
歩くことだけは続けていました。

いま思い返せば
バカのひとつ覚えのように
毎日歩いていたことが

さらに悪い状態にならずに
済んだのだと思えます。


緑や自然にふれて
フレッシュな空気を吸うことが

健康にとても大切だと
世界的に認められています。


毎日15分程度、
家の近所をウォーキングして
フレッシュな空気を吸って帰ってくる…

それをするだけでも効果があります。


頑張りすぎる人は
いきなり長い距離のウォーキングを
毎日やろうとします。

そして、できなかったときに
ふがいない自分を責めて
やめてしまうことが起きやすいです。


まずは、
週のうち半分くらいにするなど

ハードルを低めにして
少しでも長く続けられるように
していきましょう。


ウォーキングをすると
「幸せホルモン」とよばれる
セロトニンの分泌が
上昇することが知られています。


セロトニンが分泌されることで
警戒モードがおさまって
精神的に安定していくことができます。


ウォーキングをするときのコツは
地面を踏み締めながら歩く
ということ。


しっかりと地に足がついている
大地に支えられている安心感を

感じられることもまた
こころをおだやかにしてくれるでしょう。

 

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